平和の天使
私は台湾に生まれ、自然溢れる環境で育ちました。故郷には、馬、羊、牛、鳥などがとても身近にいました。
小学生のある日、1羽の鳩が地面で倒れているのを姉が見つけました。
姉に呼ばれて一緒に見に行くと、鳩のお腹が切れていて内臓が見えていました。あまりのひどい怪我に涙が溢れ、姉妹で大泣きました。
私たちも鳩を飼っていて、2階には鳩小屋もありました。鳩の足にはリングが付けてあり、よその鳩でしたが、特別な鳩であることはわかりました。
とても可哀想で、なんとかしてあげたいものの、当時の台湾には、近所に動物病院(通常の病院もなかなかないぐらい)がありませんでした。
そこで、まだ幼かった私たち姉妹は、なんとかしなければと、唯一あった赤チンを鳩のお腹に塗り、針と糸でお腹を縫って、看護してあげたのでした。
それから、自分たちの部屋に鳩を看病するベッドを作ってあげ、毎日、包帯を取り替え、赤チンを塗って、看病し続けました。
甘い水を脱脂綿に湿らせて鳩の口にあげたり、鳥の餌を砕いてあげたりしていると、1か月経った頃には元気になってきて、この鳩を奇跡的に助けることができました。
2か月経った頃にすっかり元気になったので、鳩の足に手紙を付け、飛ばせてあげました。
するとこの鳩は、無事に持ち主の元に飛んで帰ると、貴重な「種鳩」だったとのことで、持ち主から御礼の手紙が届いたのでした。
その手紙には「よくぞ助けてくれた」「どれほど感謝しているか」という深い感謝の念が書かれていました。
持ち主はもうその鳩のことは諦めていたのに、思いがけず飛んで帰ってきて、どれだけうれしかったか、感謝しているかを伝えるために、その後、私たちの家までわざわざお礼の品を持って来てくれて、お互いに喜び合い、交流が続きました。
この時の「愛を持って命を助けることができた喜び」という忘れられない体験となりました。
この時の「愛情」と「感謝」を象徴する絵として、愛と感謝を表す「2羽の鳩(姉妹でもあります)」が向かい、真ん中にハートのマークを形作って、この時の体験を描いたものです。
夢を叶えるユニコーン
現実の社会は気持ちがすさむことも多く、気持ちが荒れていると思います。
私はもう1度、あれた気持ちを整え、もともとの美しい気持ちを取り戻し、人間の原点に戻って欲しいという願いがあります。
ユニコーンは神様であり、ペガサスは天使です。いろいろあなたの希望を叶えてくれるものです。
世の中は陰と陽、調和・バランスが必要です。馬は活動的、薔薇は静的な美しさの象徴です。
動と静、白と赤、それらを照らす「灯り」をイメージしています。
そのバックには、ヴァイオリンとサキソフォンの音楽が静かに流れているのです。
私はもう1度、あれた気持ちを整え、もともとの美しい気持ちを取り戻し、人間の原点に戻って欲しいという願いがあります。
ユニコーンは神様であり、ペガサスは天使です。いろいろあなたの希望を叶えてくれるものです。
世の中は陰と陽、調和・バランスが必要です。馬は活動的、薔薇は静的な美しさの象徴です。
動と静、白と赤、それらを照らす「灯り」をイメージしています。
そのバックには、ヴァイオリンとサキソフォンの音楽が静かに流れているのです。
3部作
生命の賛歌
3部作にしたのは、縁起の良い数字「8」の半分である「3」もとても縁起が良い幸運の数字で、発展していく数字なのです。
お祝いの象徴である南天の雰囲気を持つ花・実をイメージし、その枝に幸せを運ぶ鳥がとまっています。
提灯もお祝いの象徴であり、羽を付けて自由に飛ぶイメージ、そして馬のように自由に駆け、羽ばたいて欲しいという願いを込めています。
お祝いの象徴である南天の雰囲気を持つ花・実をイメージし、その枝に幸せを運ぶ鳥がとまっています。
提灯もお祝いの象徴であり、羽を付けて自由に飛ぶイメージ、そして馬のように自由に駆け、羽ばたいて欲しいという願いを込めています。
キジのような青い鳥は、台湾の国鳥をイメージして描いたものです。
手前に紫の花を描き、提灯の中の馬と同じ方向を向き、ともに羽ばたこうとしています。
手前に紫の花を描き、提灯の中の馬と同じ方向を向き、ともに羽ばたこうとしています。
これも縁起の良い「赤い」鳥は、ふくよかさと豊かさの象徴をイメージしたものです。
幸運と豊かさを運んでくれる絵なのです。
幸運と豊かさを運んでくれる絵なのです。
感謝幸福の祈り
イタリアのミラノにある素晴らしいの劇場「スカラ座」で観劇した「マリー・アントワネット」のオペラに感激し、その感動を絵にしたものです。
薔薇を持ったマリー・アントワネットとやさしい馬を向かい合わせにしています。
ひまわりは「自由」の象徴であり、死刑にされてしまったアントワネットに、死後は自由なって欲しいという意味を込めました。
周囲には「緑の風」がやさしく吹き、自然の中を馬に乗って自由に駆けて欲しいというイメージを絵にしました。
薔薇を持ったマリー・アントワネットとやさしい馬を向かい合わせにしています。
ひまわりは「自由」の象徴であり、死刑にされてしまったアントワネットに、死後は自由なって欲しいという意味を込めました。
周囲には「緑の風」がやさしく吹き、自然の中を馬に乗って自由に駆けて欲しいというイメージを絵にしました。
ミラノの夕日
イタリアのミラノ美術館の周りで見た、午後の美しい「橋」の景色を背景に、ボッティチェリで有名なヴィーナスの絵をあしらいました。
美術館からヴィーナスが飛び出してきたイメージなのです。
美術館からヴィーナスが飛び出してきたイメージなのです。